大阪は難波へおじゃましました
管理栄養士 R.W
今回は難波(なんば)におじゃましました。
「難波(なんば)」は大阪市中央区南西部から,浪速区にまたがる地域の古称です。
1884年(明治17年)に、現南海電気鉄道が開通後、以降、千日前(せんにちまえ)とともに急速に発展し,心斎橋筋(しんさいばしすじ)
や道頓堀(どうとんぼり)と一体となって大阪随一の繁華街「ミナミ」を形成しています。
その繁華街「ミナミ」の中心にあるお寺をご紹介いたします。
「法善寺(ほうぜんじ)」です。


さかのぼること、時は江戸時代初期。
千日前には、刑場、焼き場、墓地があり、「法善寺」では刑に処された人や埋葬された
人々の霊を慰めるために「千日念仏回向」がおこなわれていたそうな…
水掛不動(西向不動尊)や金毘羅堂などがあり、特に水掛不動は(おふどうさん)と有名で、
本来荒々しい風貌の不動尊ですが、
全身苔むした様子は、なんだか緑のニットを着ているみたいでなんとも親しみ深い
おふどうさんです。
(全容は現地でご確認くださいませ…)

最近では外国人観光客の姿も多くみられるようになったとのこと。
繁華街から一歩入ると外の喧騒とはかけ離れた世界があり、少しほっとした気持ちに
なるのは世界共通なのかもしれません。
それから、おふどうさんにお参りされた後は、次にお参りをする人のために、かける水を
足元にあるバケツから補給しておきましょう。
バケツの中の水が少ない場合、すぐ隣の、井戸から水が出ているので汲んでおきましょう。


皆様、難波に訪問される際は、「グリコ」や「カニ」と一緒に写真を撮ったあとは、
そのすぐ近くの法善寺にお立ち寄りになってみてはいかがでしょうか。